新型コロナウイルスに感染し自宅療養中の方へ
1.新型コロナウイルス感染症と診断された方へ
現在、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、新型コロナウイルス感染症と診断されても、ご自宅での療養を行っている方が多い事と思います。ご自宅で 過ごしていただく期間中に、安心して過ごしていただくため、そして、他の人に感染を拡げないために、ご自身が気をつけること、同居の方やご家族に知ってい ていただきたいことをまとめたいと思います。
2.新型コロナウイルス感染症の特徴
◆ 新型コロナウイルスは、主に口や鼻からでる飛沫(しぶき)でうつります。
◆ 空気中にしばらくウイルスが漂うことがあります。
◆ 手の触れるところに数日間ウイルスが残り、同じ場所に触れた人の手から鼻や口に入り込み、感染することがあります。
◆ このウイルスは、家庭用洗剤、石けん、アルコール、次亜塩素酸ナトリウムで不活化(ふかつか、感染性がなくなること)します。
3.自宅療養中に行うべきこと
◆ 自宅療養中は、外出をしないで下さい。
◆ 鼻をかんだティッシュなどは、ビニール袋に入れ、口をしばってから部屋から 持ち出して下さい。
加えて、同居する方がおられる場合は、
◆ 同居する方とは生活空間を分け、極力個室から出ないようにして下さい。 ◆ 部屋を出るときは、手をアルコールで消毒し、マスクを着用して下さい。 ◆ 1時間に1回、窓を5~10分ぐらい開け、部屋の換気を行って下さい。
単身者の方は、部屋の消毒は基本的に不要ですが、日常的な清掃を行い、清潔な 環境で過ごして下さい。
4.自宅での感染予防 8つのポイント
(1) 部屋を分けましょう
(2) 感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方にしましょう
(3) 感染者・同居者は、お互いにマスクをつけましょう
(4) 感染者・同居者は、小まめに手を洗いましょう
(5) 日中はできるだけ換気をしましょう
(6) 手のよく触れる共用部分をそうじ・消毒しましょう
(7) 汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう
(8) ゴミは密閉して捨てましょう
5.川田クリニックへご相談ください
川田クリニックでは自宅療養中の患者さまのために、オンラインで診療を行っております。新型コロナウイルス感染症と診断され自宅療養中の方は公費のため診療費はかかりません。お薬の処方などご希望の方は、ぜひご相談ください。
★お気軽にご相談下さい
・自宅療養中だが、症状があり相談したい。
・自宅療養中の注意事項などについて相談したい。
・発熱・咳・喉の痛みなど症状があり、お薬を処方して欲しい。
6.参考文献
新型コロナウイルス感染症 自宅療養者向けハンドブック(第2版)
7.お問い合わせ
川田クリニック
住所:〒336-0018 埼玉県さいたま市南区南本町2-22-2
TEL:048−833−8822
FAX:048−833−8827